レンズの削り方の違い・オーダー方法のコンピュータによる厚み予測

レンズの厚みが目立たなく仕上がる加工技術のご案内
アンダースッキリ加工

どこのメガネ店にでもある通常のオート加工では(下の写真)左側の見本のように、やや上から見られたときにメガネの下側のレンズの白い全反射が目立ってきます。
そこで、当店では
特殊な加工方法によりその白い全反射を減らすように加工します。

メガネを掛けた顔を、他人から見られる場合は、やや下から見られるということは、まずなくて、正面かやや上から見られます。また、メガネを掛けたかたがややうつむいた場合には、かなり上からレンズを見ることになります。
このような場面で、近視度の強いかたのレンズの下側の白い全反射が他人から見られた場合は、より目立ってしまいます

この技術(アンダーすっきり加工)では、レンズ下側の白い全反射を少なくしていますから、外見上では実際の度数より弱い度のレンズに見えます。ですから、他人から見られた場合の印象が良くなります。

ウルカル枠に、この技術を合わせれば、さらに白い全反射の目立ち方がグッと少なくなります。

アンダーすっきり加工の加工例・・・その1
左の写真は丸メガネ研究会オリジナルフレーム・Pantheon(42□28)

使用レンズ1.7屈折、球面ガラス
OCD:68.0
度数は左右とも−5.00D
向かって左側がオート加工
向かって右側が白い全反射を目立たなくするアンダーすっきり加工
右側がアンダーすっきり加工のレンズ。

上の写真を少し上から撮したものです。
フレームが小さいので白い全反射はあまり目立たないのですが、アンダーすっきり加工とは明らかに違うのがおわかりになると思います。
同じメガネを更に上から見下ろした所です。
これだけ上からみるとやや白い全反射は目立ってきますが、それでもやはり、右のレンズの方がずっと目立ちにくくなっています。

アンダーすっきり加工の加工例・・・その2
左の写真は丸メガネ研究会オリジナルフレーム・Pantheon(42□28)

使用レンズ1.7屈折、球面ガラス
OCD:68.0
度数は左右とも−8.00D
向かって左側がオート加工
向かって右側が白い全反射を目立たなくするアンダーすっきり加工
上の写真を少し上から撮したものです。
右側がアンダーすっきり加工されたレンズ。
これくらいの度数になると、アンダーすっきり加工をした効果で、左のオート加工されたレンズに比べて白い全反射の目立ち方に差が出てきます。
同じメガネを更に上から見下ろした所です。
これだけ上からみるとやや白い全反射は目立ってきますが、それでもやはり、左のアンダーすっきり加工をしていないレンズに比べて、右のレンズの方がずっと目立ちにくくなっています。



コンピュータシステムによる厚みの予測・・・その1

下の例は凸レンズを使用する場合のレンズの屈折率による厚さや重さの比較をしています。
凸レンズはフレーム・OCD(レンズの光学中心の位置)・レンズの屈折率の選択などで仕上がりの厚さや重さがかなり違ってきます。
コンピュータで計算することにより一番厚い所でどれくらいの厚みになるか、重さはどれくらいになるかが事前に予測できます。



コンピュータシステムによる厚みの予測・・・その2

下の例は凹レンズを使用する場合のレンズの屈折率による厚さや重さの比較をしています。
高屈折のレンズと普通のプラスチックレンズとで軽さや薄さの効果が事前に予測できます。




コンピュータシステムによる厚みの予測・・・その3
下の例は上のデータを3D表示して、屈折率により厚さがどれくらい変わるかを表示しているところです。
左側は1.70屈折の両面非球面設計のプラスチックレンズ、右側は1.50屈折の球面設計のプラスチックレンズで厚みの予想をしたところです。




このようにフレームとレンズ(もちろん、どんな度数になるかもふまえて)の選択により、仕上がり具合が全く変わってきます。
不必要に高価なレンズを選択されなくても、いろいろな組み合わせでベストチョイスなメガネができあがるのです。
フレームのカーブの具合や、レンズの厚みの違いなどを考慮に入れながら、実際にお掛けになるお客様のご希望に合う組み合わせをお選びいたします。
「出来上がってみたら思ったよりも重くなってしまった、厚くなってしまった」などの心配も未然に防ぐことが出来ます。
また、このような複雑な計算を利用したり、仕上がり具合の予測をすることは長い間の「経験」によって培われます。
眼鏡販売に携わる私たちは、それでもなお眼鏡技術研究会のさまざまな研鑽活動により、技術や知識の向上に取り組み、日々勉学に励んでいます。


メガネの朝日堂 TOPへ


copyright 2012 メガネの朝日堂
許可無く掲載記事の無断転載を禁じます