朝日堂コラム vol.001 -秋から冬の紫外線から目を守ろう!-
2019.11.22
秋も終わりにさしかかりだいぶ日差しが和らいできましたね!
日差しがきつくなくなったので紫外線も穏やかになったような気がしてしまいますが、秋から冬にも紫外線対策が必要です。
涼しくなったからと言って油断せず、しっかりと紫外線対策をしていきましょう!
秋や冬も紫外線対策が必要な理由
秋から冬は紫外線が顔や体全体に当たりやすいといわれています。
太陽の高度が下がり、夏よりも低い位置から日差しが差し込むためです。
日差しの角度に加えて、秋の空気は乾燥していて澄んでいるため、紫外線が反射しやすくなります。
そのため、横や下など、あらゆる角度から差し込んでくるのです。
紫外線にはいくつか種類があるのですが、そのうちのひとつ『UV-A』という紫外線は深いところまで届く性質を持っています。
窓ガラスや雲をすり抜けて入ってきてしまう紫外線なので、日差しが柔らかい日でも、室内にいる場合でも対策が必要になってきます。
紫外線から目を守ろう!
紫外線はお肌だけではなく眼にもダメージを与えています。
角膜(黒目)や水晶体(レンズ)で紫外線を吸収し、直接ダメージ受けてしまうのです。
受けたダメージは蓄積されて、やがて白内障や翼状片などの眼の病気を引き起こすこともあります。
また、眼が紫外線をキャッチすると脳が「メラニンをつくれ!」という指令を出すため肌の日焼けにもつながると言われています。
眼を紫外線から守ることは、病気を予防するだけでなくお肌を守るうえでもとても大切です。
メガネでできる紫外線対策!
UVカット効果のあるメガネやサングラスをかけることで、眼に入る紫外線の 90%程度を防ぐことが可能です。
しっかりと紫外線を防ぐには、メガネの隙間から紫外線が入らないようにお顔にフィットしたものを選ぶ必要があります。
余談ですが、レンズの色と紫外線カットの効果はあまり関係ありません。
レンズの色が濃すぎると瞳孔が開いてしまい、かえって多くの紫外線が眼に吸収される場合もあります。
カラーレンズを使う場合にも紫外線カットがしてあるレンズを使用してください。
メガネやサングラスを選ぶときは、プロに相談して自分に合ったものを選ぶことが大切です。
メガネは、かけるだけでできるお手軽な紫外線対策のひとつ。
帽子や日傘、日焼け止めとあわせて使えば、より効果的に紫外線をカットできます。
上手に活用して、秋の紫外線からも大切な眼とお肌を守ってください!