朝日堂コラム vol.003 -冬の照り返しから目を守るには-
2019.12.24
新潟県もいよいよ雪が降りましたね!
雪が積もったところもあったのではないでしょうか?
ウィンタースポーツをする方にとっては、楽しい季節の到来ですね。
しかし雪面からの紫外線の照り返しには 注意が必要です!
雪の上は紫外線が反射しやすく、思うよりもたくさんの紫外線を浴びてしまいます。
冬のレジャーを楽しむために、紫外線の照り返しから目を守る方法をご紹介します。
雪の上では紫外線の照り返しに注意!
真っ白な雪の上では、紫外線の照り返しに注意が必要です。
雪面での紫外線の反射率は80%以上とも言われています。
つまり、直射日光と同じくらいの紫外線を、雪面からの照り返しによってさらに浴びていることになるのです。
アスファルトの紫外線反射率が10%ほどなので、雪の上では紫外線が反射しやすいのがわかりますね。
さらに、標高が100m上がると紫外線の量も1%増えると言われています。
冬の雪山に行く際は、降り注ぐ紫外線と照り返しの紫外線の両方に注意が必要です。
眼も日焼けする?!
もちろん、日焼けをするのはお肌だけではありません。
お肌同様に眼も日焼けをしてしまいます。
たとえば、「雪目」も眼の日焼けのひとつです。
雪目は正式には雪眼炎といい、紫外線が眼の角膜を傷つけることによっておこります。
一日ゲレンデで過ごしていたら「目が充血する」「ゴロゴロして痛い」などの症状を経験したことのある方もいらっしゃると思います。
紫外線が反射しやすい冬は、日常的に眼を紫外線から守ることが大切です。
メガネで冬の照り返しから眼を守る
日頃からUVカットのメガネをかけることで、紫外線の照り返しから眼を守ることができます。
屋外で過ごすときは、なるべくお顔の側面までカバーできるように、レンズが大きく、フィットするようなカーブがついているものがいいでしょう。
スキーなどで雪山に行く際は、平地よりも紫外線対策をしっかりとするようにしてください。
「UVカット率99%以上」または「UV400」といった表示があるゴーグルやサングラスをかけると安心です。
新潟はこれからが冬本番です。
ウィンタースポーツをする方もそうでない方も、照り返しから目を守り、長い冬を上手に乗り越えていきましょう!